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奈良県桜井市朝倉台西3丁目1093-69 エキテン口コミNO.1

やまと鍼灸院の考え方

やまと鍼灸院は東洋医学を基に施術します

最近でこそ「東洋医学」「鍼灸」という言葉がテレビなどで、また書籍など多く紹介されるようになりました。
それでも、当院に来られて「東洋医学?」という方、「聞いたことぐらいは」という方が少なくありません。少しでもご理解いただけ、選択肢の一つになればということでこのページではご紹介します。

東洋医学の考え方は
全体の見てバランスを整える

東洋医学は全体のつながり、バランスを大切にする。という考えがあります。そしてそのバランスを整える為に根本の原因を整えるという考えです。
木の画像があります。葉っぱや茎が枯れ始め、元気がなくなると、多くの方は、「水が足りていないかな」「土が悪いのかな」「日当たりはどうか」など考えると思います。そしてそれらを整え、枯れているところが回復する為「根っこ」の元気を取り戻すように考えると思います。
少々の枯れや元気のなさなら、葉っぱなどに直接栄養を与えたりもあるかもしれませんが、小学生で植物を育てた経験から「根っこ」となるのではないでしょうか。
次の画像には、枯れている場所に「人間の病名」を入れています。
症状はまさにこのような状態です。

症状だけ、その場所だけ、
バラバラで視ているから改善しない

症状は枝葉の問題であることがほとんどです。ということは原因である根本を整えることができれば、所々の枯れや問題は自然と回復するということです。
しかし、木など植物ならイメージができても現在の医療の体制であれば、腰痛ならば整形へ頭痛なら内科へ、肌の問題は皮膚科へ、と葉っぱ、枝を専門に見てくれる病院にいくことがほとんどです。
実際、薬などで出ている症状を一時的に抑えることに長けています。そして症状を抑えている間に、ご自身の自然回復力で治るということになります。それを、「薬で治った」と表現しているといえます。

症状が一つだけという人は
なかなかいない

当院に「主訴(しゅそ)」もっとも治して欲しい症状として、腰痛でこられる方がいます。そして問診でお話をきくと、肩こりもひどく、生理痛もあって、体もだるい。そんな方は少なくありません。
これが、一本の木であれば、上の図のように葉っぱや茎にいろいろ問題があると考えるのです。
東洋医学はその一つ一つの情報を本に、どの根っこがダメージを食らっているのか、何が問題で根っこが疲れているのかを視ていきます。けっして葉っぱだけ、茎だけを見ないということです。
植物なら枯れている葉っぱはカットということもできますが、賢明なかたであれば、育て方、環境がそのままであれば別のところが枯れてくることは予想できるでしょう。
人間の体も同じように考えなくてはなりません。痛み止めやマッサージでその場を抑えても、根本的な部分の改善をしなければ、また痛みや症状が出るのです。
腰痛の原因のヒントが実は同じようにでる頭痛にある。そういったことがあるということです。

人間の根っこは内臓。
あなたが健康になる根っこです。

「人の根っこはどこでしょう?」と初めての方に質問します。このページを読んできてくださるあなたはぜひ「内臓」と答えて下さい(笑)
東洋医学の最も大切な基本の考えです。内臓を「五臓」と呼び体を健康に成り立たせる根っこであるという考え方です。
五の臓なので、五つ「肝・心・脾・肺・腎」です。
例えば肝は筋肉の状態と関係しています。筋肉が痛む、よくつりやすいのは肝が疲れているのではないか?と考えます。そうすると、「お酒はお好きですか?」といったこちらから質問に繋がる。ということになるのです。
現代医学の考えである、肝臓の仕事もしているし、司令塔として筋肉などの状態も担当しているといったところが東洋医学の「肝」の仕事なのです。
司令塔が五つあるということです。ちなみに大切な『脳』も五臓の「腎」が担当しています。


鍼灸を含めた東洋医学は、どの担当の部分に問題があるのか、その司令塔はどこなのか、司令塔同士の関係はどうなっているかということを導きだして、もっとも大切な根本原因を改善できるように導くことなのです。

あなたにできる根っこの改善。
それは生活習慣です!

やまと鍼灸院では「二人三脚で、いっしょにがんばりましょう」と最初にお伝えします。
まずは通っていただくということ。お時間を頂くことががんばって頂く事で、山本が施術をがんばることです。
そして、「生活習慣の見直し」これがもっともがんばって頂きたいことです。予想されている、運動をしなさい、一日に何歩歩きなさい、これは身体にいいから食べなさい、そんなことは言いません!(多少はあるかもしれませんが・・・)

本当に大切なのは規則正しい生活と腹八分目。そしていくつかのポイントがあります。
あなたが今生活でいろいろ気にかけているにもかかわらず、症状が思わしくないのであれば、少し方向性が違うかもしれません。東洋医学は今テレビや雑誌で言われていることとは少しちがうかもしれません。それでもお話をさせていただいた殆どの方が「なるほど、そういうことだったのか!」と言ってくださいます。
生活習慣を見直し、自分の身体に眠る自然治癒力を取り戻してください。


あなた本来の體(からだ)の力を取り戻すことが目的です

鍼灸院は治療院です。なので「治すところ」です。
しかし、本当の目的は「あなたが、治る力を取り戻す。身体を悪くしない習慣や考えを手に入れて頂く事」がやまと鍼灸院の考えです。
症状さえ治まれば「治った」ではなく、本来持つ身体の力、自然治癒力、免疫力、新陳代謝などこれが狂った結果が、症状なので、『取り戻す』という表現になります。

東洋医学である鍼灸には「未病を治す(みびょうをちす)」という言葉があります。「未病」とは病気になっていない状態です。元気であっても疲れが溜まります。鍼灸はその状態で施術することでその疲れを取り除けます。また、それをご自身の生活習慣で取り除けるよう、考え方をお伝えすること。それも私の使命であると考えています。
鍼灸と生活習慣の組み合わせによって、あなたが笑顔で健康に過ごせる毎日を提供することがやまと鍼灸院の考えであり、目的です。