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不眠の原因!自律神経も乱れる寝る前の行動とは

前回のブログまでで、
冬はとりあえずよく寝る事が大切と書きました。

今日は久し振りに来てくださった患者さんとの会話から。

だいぶ、疲れをため込んで、心が落ち着かず、
寝つきも悪くて・・・
ということで来られました。
(もうちょい早く来てほしかったですね”(-“”-)”)

山本「いち早くよくなりたかったら、
   とりあえず、この冬は早く寝るを徹底しましょ!」

患者さん「寝ようと思うと何か胸が落ち着かないし、
     動きたくなっちゃうんです。」

山本「疲れが溜まりすぎると、リラックスしにくくなるからですね。」
  「ところで、寝る寸前まで、もしくは寝れないからと言って、
   真っ暗なとこで、スマホみてないですよね?

患者さん「前も言われてダメだとはわかってるんですけどね~」


そう、スマホを寝る寸前、もしくは寝れないから見るというのは、
身体を脳を完全に覚醒してしまいます。

目、視覚を使いすぎることを東洋医学では、
五労(ごろう)の一つ、『久視(きゅうし)』といいます。

五つの内臓に負担をかける労働の一つが、
「視過ぎる」事です。

特に、内臓の中でも『心(しん)』(心臓のシンです。)
に負担をかけます。

東洋医学で心は火の役割があり、
身体のエンジンであり、太陽です。
ここに負担をかけると、オーバーヒートが起きます。
車のボンネットとか、原チャなどのエンジンを切って
すぐ触ると熱いですね。

興奮冷めやらぬ状態を作ってしまうと考えてください。

そんな状態で、寝れますか?
寝れないんです。

酷い人は軽く動悸を感じたりします。
また、手にうっすら汗がにじんでたりする場合もあります。

動悸はまさに、心が働き過ぎているということですし、
汗は前回も書きました、外側が活発になった証拠です。

視覚を使うということは、
脳や身体を昼の状態に、
すなわち、興奮して活動しているような状態にします。

なので、ゲーマーは何時間でもゲームができます。
興奮すると気持ちいいのと、一種中毒的になりますから。

また、心が落ち着かなくなると、
字のごとく「ココロ」も落ち着かなくなりますが
それはまたの機会で・・・

まとめると、
ゆっくり寝たい、早く寝たいなら、
「スマホ視るな!」という事です。

この人には、「遠くにおいて寝て」といいました。
アラームに使っているなら、
目覚まし時計を買ってもらってともいいました。

それでも、「寝られない」という方がいます。
その場合は、
部屋を真っ暗にして視覚を使わないでください。
と伝えています。
これだけでも、心は落ち着き、リラックスし
疲れがとれる身体の状態に近づいていきます。

それほど、視覚を使うことは負担になっているのです。

もし、睡眠に何らか問題がある方は、
スマホを遠くにおいて寝てください。
間違いなく変わりますよ!
でも、すぐは無理です。継続してくださいね。
自分自身も注意します。
もちろん、パソコン、TVもなんで(^^;)

では!

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