胃腸を大切に。1月17日から冬土用
ブログが少し久しぶりになりました。
1月17日から冬の土用に入りました。
土用ですよ!
と、患者さんにも話しますが、
初めて聞いた人は
「土用の丑ですか?」
とほぼ言われます(笑)
実は土用というのは各季節にあります。
東洋医学では
四時(しじ) 春夏秋冬
それぞれの始まりの立〇
今回は2月4日の立春
2月4日からが「春」という事になります。
その前18日間を土用という時期である。
という考え方です。
なので、今回は冬の土用。
そして、2月4日の前、
2月3日を「節分」と言います。
季を分ける節目なので、節分なのです。
東洋医学では季節という言葉は
季の節目ということになり、
現代使われる季節という言葉は、「四時」といいます。
一般の方は、
特に呼び方にこだわる必要はないんですけどね~(笑)
重要なのは、この土用の時期は
次の四時、今回で言うと『春』に向けての
準備の時期!!
ということになります。
なので、この時期の過ごし方が
2月4日からやってくる春を快適に過ごす
カギを握っている!
と言っても過言ではないのです。
では、この土用、なにに気を付ければいいのか
ということになります。
東洋医学は、自然界の五大要素である、
木 火 土 金 水
でグループ分けされています。
そして、重要な五臓(内臓)がそれぞれ
木=肝
火=心
土=脾
金=肺
水=腎
と振り分けられています。
なんでやねんといわれても、
3000年も前からこの法則を
先人が見つけてくれているので、
まずは、そういう考えと捉えてください。
一見難しそうですが、
「土用」ですから、
文字通り、「土」
と関係があります。
ということは、
脾を大切にすればいいのか。
という事になりますが、
ピンとはきませんね・・・
実は脾とともに、
もう一つ大切な内臓と関係があります。
それは・・・
胃 です。
脾と表裏関係と言われる、六腑の一つです。
ということは、ご察しの通り
胃に負担をかけない!
ということが、必須の時期と考えてください。
胃に負担をかけないとはすなわち、
食べ過ぎないということです。
東洋医学では
腹八分目が健康の鉄則です。
また、ヨガなどでも
八分目、七分目、六分目と減らすことが
健康、また人として重要ということを説いています。
それぐらい胃に負担をかけない方が良いのです。
「しっかり食べて栄養を取る」のではなく、
何故、腹八分目で胃を休める方が良いのか。
ここには胃(脾)の働きが関係しているのですが、
これについては続くということにします(^^)
まとめ
1月17日からの土用は、
腹八分目!!
いや、六分目でいいくらい!
で生活してください。
そうすると、良い状態で春を迎えられますよ。
では、また!
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