和歌山県助産師会の講演活動
昨日、5月29日は和歌山県助産師会の定例研修会で東洋医学の視点から『冷えについて』のテーマで講演させて頂きました。
『冷え』は助産師の方にとって関心の高いテーマということをお聞きしていました。
しかし『冷え』といっても、まず東洋医学の基本的な考え、視点を少し理解してもらいたい。というか、それがないと伝わらない、
ということで陰陽や五臓六腑などの基本的なことをまずお話させて頂きました。
内容は、『冷え』がテーマでしたが話の内容は実は『それ、ホンマに冷えですか?』がテーマになったような・・・
で実際、
『なぜ冷えって判断しましたか?』
って聞きました。
『ぽか~ん』の方もいましたね。
そりゃ、その相手が「冷えてる」っていえば冷えてる。ってなる
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のは、一般的。
そして、「自分が冷えだと思いますか?」
の質問にも何人かの方の手が。
現代人に多い体質、生活習慣など紐解くと、『冷え』ではなく『身体のバランスが悪くなり、特に冷えてる部分があったり、冷えに敏感になっているんですよ。
それは、身体に熱があっても起きますよ。足冷えてるけど逆上せてる方いませんか?」ということをお伝えしました。
そう
『陰陽のバランス』
なのです。
読んでる人もなんのこっちゃわからないかもしれないので、ぜひ、東洋医学についてを読んでみてください。
『陰陽のバランスが崩れる』ということは、「冷える」という不調だけでなくもちろん他にも問題が出てきます。
という感じですすめさせて頂きました。
自然の最たるものである生命の誕生に多くかかわる先生方、東洋医学は自然医学です。
もちろん、僕の説明の至らなさで、頭に???もあったと思いますが、感覚的につかんで頂いたようで質疑応答1時間は長いと実は思っていましたが、いろいろな鋭い質問をして頂きました。
本当はこういう時にはこのツボという話も聞きたいと思ってくださっていたと思います。
でも、良くも悪くも効きます。
一番取り入れられる改善方法は生活習慣という事をお伝えしました。
後は、受けてくださった皆さんが取り入れてくださるかどうかそこはこだわる必要はないと思っています。
自分は鍼灸師であり東洋医学、素問医学人間なのでそれをお伝えする。聞いた方にとっては選択肢の一つだと思います。
やっぱり自分にはこれが合う!も大切ですので
情報としてお伝えした事が助産師の先生方にとって、またその先の妊婦さんやご家族にとって何か役に立てれば幸いです。
と・・・
和歌山助産師会の研修ということで大丈夫やで~ばあちゃん助産師(せんせい)のお産と育児のはなし~の坂本フジヱ先生も来られていました。
当院に本を置かせて頂いていたのでお会いできてうれしかったです。
ミーハーなので写真を撮っていただき、握手をして頂きました。
そして妹に羨ましがられました(笑)
もちろん他にもベテランの先生もいらっしゃいましたし、助産師の方皆さんの、学ぶという姿勢、
生かせるものを得ようという姿勢はとても刺激を受けました。
このような機会を与えてくださった、岡本助産院の岡本先生には感謝致します。
また、参加してくださった先生方もありがとうございました。
より一層しっかりお伝えできるように自身を磨いていきます。
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