ずいぶんと寒くなりましたね。
今週は一段と寒くなるらしいので
お気をつけてください。

そんな中、身内や患者さんから
立て続けに、ある話やその当事者だったりする事があったので、
今日はそのお話です。

最近、
「咳が良く出る」
という話をちらほら聞くようになりました。
また、近所の何々さんが肺炎やったらしくなど

『咳』という症状。
もしくは肺、気管支に何か問題が出ているという事を
聞くことが多かったのです。

実は毎年寒くなりだしたこの時期以降よく耳にします。
私が住んでいるのは奈良県桜井市。
そして、身内の多くは吉野と、
奈良県内でもなかなか寒いところの分類に入ります。

この流れからいけば、
「寒くなってカゼをひいたんですね」
となりそうです。

だから、暖かくしないとと、
もう結構暖房や、コタツ、ホットカーペットなどを
使い始めているご家庭も多いです。

ただ、ブログを最近再開してから書いている通り
冬は寒くて当たり前の時期です。

この時期にあまり暖房を入れすぎるのはよくない。
冷えるという事が必ずしも「咳」という症状を生んでるのではありません。

実は肺から無駄な空気を出している可能性があります。

肺がパンパンになれば
「ゴホゴホ」
と出そうという働きが起きるのです。

じゃあ、息いっぱい吸ったんですね(笑)
なんて言われそうですが、
そんなことまあありませんね。

ここまでの流れで言えることは
「膨張」したんです。
そう、暖め過ぎて、
熱で肺の中がパンパンになって、
それを逃がしたくて咳をする。

東洋医学ではそんな見方をします。

なので、気管支「炎」
酷くなれば、肺「炎」
となって、咳がひどく炎症症状が伴います。

「炎」は文字通り火が二つなので、
「熱」ってことですね。

鍋のふたを開けた湯気をすってむせる。
結構ありますよね。
それをジミーに長時間なので気づかないのです。

私もそうですが、冬に暖房の効いた部屋で長時間いたら、
やはりぼーっとして、のぼせている感じがします。
（去年は見事に治療院に暖房入れだした日に咳がでました。今年は大丈夫(^^)）

そんな時、
外の冷たい空気を吸うと肺、そして身体もスッキリした感じになります。

経験されたことはないですか？
この時期にあった空気を身体に入れることで流れが整うのです。

「咳が最近止まらない」という方、
一度空調を見直してみてはいかがでしょうか？

冬は少し寒め。
これが体にとっては当たり前なのです。
（大分、くどいですが(笑)）

もちろん、冷えすぎはよくないですし、
熱だけが咳の原因ではないので、決めつけにはご注意を！
人も自然と合わせて生きるのが重要ですよ。

秋から咳が続くという人は食べすぎかもしれません。
が、この話はまた別で！

では、また！

※カゼという言葉に踊らされるって感じのブログを
以前書いたような気がするので、ご興味ある方は
以前のブログをどうぞ(^^)