五十肩:肩関節周囲炎改善に向けて
ここ数年続く、肩関節の痛み
60代男性の方で、何年も続く痛み、腕が上がりにくいという症状の方が来院されました。
初回の施術前に撮らせていただいた写真は顔は映っていないですが、かなり痛そうで苦悶の表情です。
施術後に撮らせていただくと「アレ?」という感じで腕を上げてくださいました。
施術によりカラダの流れが良くなり、バランスが少し整ったためと考えられます。
「この状態が定着するようにしていきたいですね。」とお話しして帰って頂きました。
3回目施術前:「大分、上がるよ!」
そして、今回は3度目の施術でした。(1週間に一回のペースです。)
施術前の画像です。それがこちら
来院してすぐ、「大分、上がるようになったよ。」と自ら上げて下さったので写真を撮らせて頂きました。
2回目の来院時は、前回の治療後にすぐに最初に近い状態に戻ったとのことでした。
カラダが改善していくのは単純ではありません。まだまだカラダの根本は崩れているということです。
しかし、2回施術した事で、カラダの流れやバランスが大分整い始めたと考えられます。
肩の症状に関しては現状として、いい反応が出ていると考えられます。
施術後はある程度流れが良くなるので、動きも変わります。ポイントは来院して施術前の状態。前回の施術の効果がわかるからです。
症状の回復は進んでいますが体質改善はこれから!
症状の改善。一番つらいところなので、来て下さる方にとっては最も求めて頂いていることは重々承知しています。
しかし、症状はカラダの疲れ、崩れの「サイン」です。いくら症状だけを抑えてもまた繰り返しになります。
なので、やまと鍼灸院では「体質改善」「根本の改善」が目的であるということをまず初めにお話しして施術をスタートします。
元気な體(カラダ)になれば、痛み、不調といったサインを出す必要がなくなる。ということです。
この方も肩の痛みや動きは体質改善の過程で順調に良くなってきています。しかし、これまた長年の腰痛、足の重怠い痛みもあります。
「しっかり続けていきますわ」との言葉を頂いた時に、こちらの意図が伝わっている事を感じました。
体質改善を進めて、不調のない體になって頂けるようしっかり施術させて頂きます。
P.S 本来、当院の方針からすれば、すぐの症状の変化に捉われてはいけないのかもしれません(^^;)
でも、やっぱり喜んで下さっている姿は、もちろん自分も嬉しいですので、途中経過ですがご紹介いたしました(^^)
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