立春を迎えて!頭痛や自律神経の乱れなど不調を感じる人は
2月4日、立春を迎えいよいよ春となりました! 昭和56年1月30日生まれ。奈良県吉野郡下市町出身
こういうとまだまだ寒くて冬でしょ?
と言われそうですが本当はこの二十四節気の方が自然のリズムにあっています。
この辺りは土用の記事にも書いていますのでご一読を☺️ こちらから
春を迎えた証拠に梅の花が咲いたりとその兆しは見えるようになっています。
確かに今年は暖かいので少し早いような気もしますが、自然のリズムとしては正しいです。
東洋医学でも大切な文献である黄帝内経素問では春の季節について書かれています。
春は發陳(はっちん)
發:弓をはじいてパッと離す 陳:ひとしくならべる
春が来て、パッと芽吹くようなイメージ という時期ですよ、という記述があります。
言葉に表すとこうなりますが、皆さんそれぞれ花が咲く、また、土から芽が出るような映像をテレビなどで見た事があると思います。
自然がそのような働きになりますよ!という事です。
本来春は、冬にしっかり充電して、いよいよ表に出る!という時期なので
身体が動きやすくなった、
前向きな気持ちになる
行動力が出始めるなど、
人も自然の一部として「發陳」という感じで働くわけですが、よくよく周りを見渡すとどうもおかしいことに気づきませんか?
2月い入った途端、
花粉症やアレルギー
気分的に落ち込む
咳がよく出る
動悸がするといった自律神経の乱れ
インフルエンザの大流行(今年はすでにですが)
2月はやたらと問題が多い気がします。
これを寒さのせいだと世間的にはそのようにひとまとめになってしまっています。
今回のブログでのポイントですが、
なぜこの春になってから問題が出やすくなるのかということです。
実は、上にも書いた通り、「冬の充電」がポイントです。
冬にしっかりと充電できていない事が春という季節を迎えた時の問題に大きく関わってきます。
冬は「閉蔵」という時期です。
簡単に言えば冬眠のような状態です。
なので充電、力を蓄えるというと、ご飯をしっかり食べるというイメージがありますが、
それは内臓を働かせてしまっているので、冬としては仕事をしすぎになります。
また、カゼの予防にしっかり運動したという状態も冬はあまり動かない事がベースの時期なので、動き過ぎてです。
さらに年末年始にイベントが続いていますので、夜更かしなども夜の長い冬からすると充電の妨げになっています。
そして身体を冷やさないようにしっかり温めてという方もいると思います。
冷やさないことはもちろん大切なんですが、この「しっかり温めて」が曲者で先に春の先取りをしたような状態になっている方が最近多く、冬らしい生活になっていない事も実は負担になっています。
暖かい状態というのは身体が春が来た?と勘違いを起こすので「發陳」の状態になりかねません。
そうすると、充電どころではなくなるという事です。
春、本当に「發陳」したい時にできない事が起きます。
その場合無理が出てますよ!と身体が訴えて何かしらの「症状」が出るということです。
毎年この時期(2月〜4月)に問題がで始める方は、冬の過ごし方の無理が来ている可能性が高いです。
もちろん、この冬の分だけとは限りません。
1年目は耐えれた、2年目も耐えれた、けどいよいよ3年目は爆発するという事もあります。
これが、急に30歳を越えてから、とか去年からとかいうものです。
蓄積も頭に置いておかなくてはなりません。
また、いつも通りの生活だったけど仕事が変わりストレスが増えたという場合は、負担の量が増えたので今年は問題が出たという事です。
では、冬が終わったから何もしようが無いのか!という事ですが、1日1日を大切に過ごすことになります。
とこの先を書いているんですが、長くなりそうなので次回に続くとして、
まずは早く寝ること!です。
(私のブログでは何度も書いていますが😅)
春は頭痛や花粉症、自律神経の問題がよく出るので、少しこのテーマでブログを書いていきます。
では、この春の問題に向けて鍼灸は何ができるのか?
ということですが、冬にするはずだった充電(働き)を少しでも日々できるようにバランスをとるということになります。
これは、自然治癒力、回復力、免疫力を高めるという言葉に置き換えることができます。
あなたが正しい生活をして、鍼灸を受けて頂ければいち早く回復に向かうということです。
春の体調不良で困っている方、毎年必ず問題が出る方は一度ご相談ください!
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出身校
奈良県立耳成高校・奈良産業大学
東洋医療専門学校・大阪医療技術学園専門学校
保有資格
「はり師・きゅう師」「はり師教員・きゅう師教員」
職歴・活動
岐阜保健短期大学医療専門学校2009~2012まで専任教員として勤務。岐阜保健短期大学にて2年間、非常勤講師を務める。
現在は鍼灸院と並行して、東洋医学の普及、若手鍼灸師育成の為、セミナー・勉強会を実施
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