それが症状をきつくする?
急に寒くなりましたね。
当院でも暖房が欠かせなくなってきました。
この時期に入ると色々と身体の不調を訴える方が多くなりますが読んでくださっている方はどうでしょうか?
少し東洋医学のお話しを・・・
アメブロでも詳しく書きましたが肺と皮膚はとても関係が深いと考えます。
肺に問題が出れば皮膚に何か症状が出ます。皮膚に何かしら負担をかければ、肺にも同じく負担がかかります。
この時期に入り、皮膚が乾燥する方、かゆみがひどい方、肺からのサインが出ています。
咳が出る方、喉がイガイガする方鼻水が出る方、皮膚にストレスを与えているかもしれません。
両方だと、えらいことですね。
ただ、関係としては肺が根っこでメインになりますので、肺へのストレスが大きいと両方ということは普通にありえます。
皮膚の乾燥やかゆみは同じく肺が乾燥して少し熱を持っているサインといえます。
冬だから乾燥しているし・・・
その通りです。
でも、実は冬は乾燥していて当たり前。
身体は冬の季節に対応しているので、そんなに乾燥しないはずです。
ということは、
暖房など入れすぎで乾燥していると言えます。
かゆみも同じく冷えていて当たり前の時期に必要以上に暖めたことで肺が熱を持ってしまったのですね。皮膚に張るカイロも暖めることになります。
もちろん、暖め過ぎると熱を持ち、乾燥してくるのでどちらも起きやすくなります。
冬は寒くて当たり前。
東洋医学では
「冬に寒さを避けなさい」
と言われているのであって
「積極的に暖めなさい」
とは書いていません。
では、加湿器入れたらいい!となりそうですが、
冬は寒くて「乾燥していて当たり前。」
ですから、やりすぎると今度は湿気に身体がやられます。
難しいところですね。ニュアンスが伝わるかわかりませんが、繰り返し書いてみたいと思います。
自然の流れと大きくズレないこと
これこそが一年を元気に過ごせる秘訣です。
顔が火照る様なら、喉が少しイガイガして渇きやすいなら、温度を少し下げてくださいね。
つづく!!
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