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10月後半に向けて意識したいこと|秋の疲れを冬に持ち越さないために

10月に入り、朝晩の空気も少しずつ秋らしくなってきました。

「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、秋は活動的なイメージがあります。

実際、空気が乾燥し始め、身体も動かしやすく感じる時期です。

ただ、暦では秋も後半に入り、身体は少しずつ冬へ向かっています。

この時期に大切なのは、

動けるから動く

ではなく、

動ける時だからこそ、少し余力を残す

という考え方です。

秋は「活動の時期」ではなく、冬への準備期間

秋は過ごしやすく、予定も増えやすい時期です。

外出、イベント、運動、旅行など、夏よりも動きやすくなります。

ただ、本来は冬に向かって、少しずつ活動量を落としていく時期でもあります。

ここで無理をすると、その疲れはすぐに出るとは限りません。

夏の疲れは秋に出て、

秋の疲れは冬に出る。

毎年冬になると調子を崩しやすい方は、寒さだけが原因ではなく、秋の過ごし方が影響している可能性もあります。

「食欲の秋」でも、食べ過ぎには注意

秋になると、食欲が出てくる方も多いと思います。

ただし、

食欲があることと、たくさん食べていいことは別です。

食べる量が増えすぎると、それだけ消化に力を使います。

最近、

身体が重い

だるい

頭がすっきりしない

眠気が強い

という方は、天候のせいだけでなく、ここ最近の食事量も振り返ってみてください。

栄養価の高い食べ物が増える時期ではありますが、

「良いものをたくさん食べる」

ではなく、

「良いものを、必要な分だけ食べる」

ことが大切です。

スマホやパソコンも「活動」です

身体を動かしていないから、

「今日はそんなに疲れていない」

と思うこともあるかもしれません。

でも、

動画を見る

SNSを見る

仕事でパソコンを使う

寝る直前までスマホを見る

これらも、すべて目や頭を使う「活動」です。

特に仕事で長時間パソコンを使う方は、自分が思っている以上に負担がかかっています。

春や夏はあまり感じなかった疲れが、秋後半になって出てくることもあります。

頭痛、首や肩のこり、眠りが浅い、身体がだるい。

こうした不調がある時は、

「最近、目や頭を使いすぎていなかったか」

という視点も持ってみてください。

夜が長くなる今こそ、睡眠を大切に

日が暮れるのが早くなり、夜の時間が長くなってきました。

これから冬に向かう時期は、活動すること以上に、

しっかり休むこと

が大切になってきます。

その中でも、特に大切なのが睡眠です。

寝る時間が遅い。

夜まで予定を入れる。

寝る直前までスマホを見る。

こうした生活が続くと、身体は休んでいるつもりでも、十分に回復できていないことがあります。

夜が長くなるのは、

「もう少し休みましょう」

という身体からの合図として捉えてもよいと思います。

10月は、眠る時間を削らないこと。

これも冬に向けた大切な養生です。

症状が出た時は「なぜ今の自分に出たのか」を考える

頭痛がする。

身体がだるい。

眠りが浅い。

腰が痛い。

何となく調子が悪い。

そんな時、

「気温が下がったから」

「天気が悪いから」

「季節の変わり目だから」

と、外側の原因だけを探していませんか?

もちろん、気温や気圧、感染症など、身体に影響する外的な要因はあります。

ただ、同じ環境にいても、全員が同じように体調を崩すわけではありません。

大切なのは、

なぜ今の自分に症状が出たのか

という視点です。

食べ過ぎていなかったか。

睡眠を削っていなかったか。

予定を詰め込みすぎていなかったか。

スマホやパソコンを見続けていなかったか。

症状は、それまでの過ごし方の積み重ねが表に出ていることもあります。

外側の原因だけを見るのではなく、自分の身体の状態にも目を向けてみてください。

10月は「楽しむ」と「休む」のバランスを

10月は気候もよく、楽しみが増える時期です。

だからこそ、

予定を入れすぎない

食べすぎない

スマホやパソコンから離れる時間をつくる

睡眠時間を削らない

ということも、同じくらい大切です。

これから10月下旬には秋の土用に入り、身体はいよいよ冬へ向かって変化していきます。

今の過ごし方が、そのまま冬の体調につながっていきます。

秋の後半は、

元気だから頑張る時期ではなく、

元気なうちに休み始める時期。

そんな意識で過ごしてみてください。

やまと鍼灸院

やまと鍼灸院 院長 山本達也
この記事を書いた人やまと鍼灸院 院長
山本達也

昭和56年1月30日生まれ。奈良県吉野郡下市町出身
出身校
奈良県立耳成高校・奈良産業大学
東洋医療専門学校・大阪医療技術学園専門学校
保有資格
「はり師・きゅう師」「はり師教員・きゅう師教員」
職歴・活動
岐阜保健短期大学医療専門学校2009~2012まで専任教員として勤務。岐阜保健短期大学にて2年間、非常勤講師を務める。
現在は鍼灸院と並行して、東洋医学の普及、若手鍼灸師育成の為、セミナー・勉強会を実施


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