冷え性な人は身体を温めればいいのか?治ってないですよね?
子どもについての話が続きましたが、
大人はどうなのかって話です。
大人の場合、
寒がりな人と、暑がりな人と
結構、差があったりします。
特に寒がりな方は
『身体が冷えてる』
という風に考えがちですが、
一概にそうとは言えません。
ここ3回の勉強会でお伝えしましたが、
冷えている方は、
基本的に活動ができません。
具体的に言うと、
・動けない。
・食べられない。
・おしゃべりできない。
結構、
「私寒がりで、足が冷えるから冷え性やねん!」
と大きな声で、
カフェでアイスなんて食べながら
話してたりするわけですが、
これは、
「冷え性」かもしれませんが、
「身体が冷えている」
という事とは、
すこし区別して考えなくてはいけないのです。
この区別ができていないので、
温めて、温めて、
しているのに、
結局足が冷える、
やたら寒がりという人は
多かったりします。
冷えとはどういうことか、
「冷え性」とはどういう状態か、
しっかり判断して
対応しないといけないということです。
1つめの
活動できないですが、
活動は陽のエネルギーを必要とします。
冷えは陰のエネルギーが勝り、
陽のエネルギー負けているという状態です。
そうなると、
「動きたくても動けない」
という状態になります。
なので、
「運動してすっきりする」
ということはすでに、
「動ける」
ということですから、
陽のエネルギーはちゃんとある!
ということになり、
陰が勝っている状態。
「冷え」
ではないのです。
東洋医学ではこうした
「ちょっとした情報」から、
体質を見抜いていきます。
冷えているんです。
という言葉をうのみにして
「では、温めましょう」
とはならないわけですね。
なぜ、寒がりなのか・・・
もちろん、本当に冷えている場合もあります。
でも、暖め過ぎで、
「冷えに敏感になっている」
だけかもしれません。
冬至目前の今は、
冬ど真ん中と考えます。
勉強会でも触れましたが、
身体が冷えている
という事と
いわゆる「冷え性」
について、
何度かブログでも伝えていますが、
まとめてみたいと思います。
では!
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