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冬を元気に迎えるために|10月の終わりに見直したい身体の余力と過ごし方

10月も終わります。

この1か月、秋の後半から秋土用へ入り、身体は少しずつ冬へ向かってきました。

今年は11月7日の立冬から、暦では冬が始まります。

つまり今はまだ、秋から冬へ身体が切り替わっている途中です。

だからこそ、冬に入ってから慌てて整えるのではなく、

「今のうちに少し余力を残しておく」

ことが大切です。

今の不調は、ここ2〜3日のせいとは限らない


最近、


身体がだるい。

眠い。

頭が重い。

何となく調子が悪い。

そんな時、

「昨日、何かしたかな」

「ここ2〜3日で疲れたかな」

と考えることが多いと思います。

ただ、身体の不調は直前の出来事だけで出るとは限りません。

夏に無理をした疲れ。

8月から始まった秋の中で少しずつ積み重なった疲れ。

食べ過ぎ。

予定の詰め込み。

睡眠不足。

スマホやパソコンを長時間使ったこと。

こうしたものが重なり、身体の余力が少なくなったところで、症状として現れることもあります。

「急に調子が悪くなった」

ように感じても、身体から見ると急ではないことがあります。

今の症状だけでなく、

「ここ数か月、どんな過ごし方をしてきたか」

も振り返ってみてください。


毎年、冬に調子を崩す方へ



毎年冬になると、


身体がだるい。

冷えやすい。

眠りが浅い。

頭痛や肩こりが増える。

何となく元気が出ない。

そんな方もいると思います。

その時、

「冬は寒いから仕方ない」

だけで終わらせていませんか。

もちろん寒さは、身体に影響します。

ただ、冬の不調は冬だけを見ても分からないことがあります。

秋に動き過ぎた。

予定を詰め込み過ぎた。

食べ過ぎが続いた。

睡眠を削った。

スマホやパソコンを使い続けた。

その積み重ねが、冬になってから不調として出ることもあります。

毎年同じ時期に調子を崩す方は、

「冬になったから」

だけでなく、

「その前の秋をどう過ごしていたか」

にも目を向けてみてください。

冬に備える=何かを足すことではない



冬に向けて、

「何か栄養をつけた方がいいですか」

と考える方もいると思います。

でも、冬に備えることは、必ずしも何かを足すことではありません。

食べ過ぎているなら、少し減らす。

予定が多いなら、少し空ける。

寝る時間が遅いなら、少し早める。

スマホやパソコンを長く使っているなら、離れる時間をつくる。

身体に良いものを取り入れても、日々の負担が多いままでは、その良さを十分に活かせないことがあります。

今の時期に大切なのは、

「何を足すか」

よりも、

「何を減らせるか」。

今の生活を少し軽くすることも、冬を元気に過ごすための準備になります。

冬に入る前に、今のうちに整える



11月が近づき、朝晩の空気もさらに冷たくなってきました。

ただ、暦ではまだ秋土用の途中です。

身体はすでに冬へ向かっていますが、まだ切り替わっている途中です。

だから今のうちに、

食べ過ぎていないか。

予定を詰め込み過ぎていないか。

寝る時間が遅くなっていないか。

スマホやパソコンを見続けていないか。

一度振り返ってみてください。

身体が重い。

眠い。

何となくだるい。

そんな変化が出ているなら、

「冬になったから仕方ない」

となる前に、今の生活を少し見直してみることも大切です。

冬に入ってから整えるのではなく、

冬に入る前に少し軽くしておく。

それも養生の一つです。

10月にお伝えしてきたこと



この10月にお伝えしてきたことは、特別なことではありません。

・食べ過ぎない

・動き過ぎない

・予定を詰め込み過ぎない

・睡眠を削らない

・スマホやパソコンから離れる時間をつくる




そして、何か症状が出た時には、

「何が悪かったのか」

だけではなく、

「ここまでの疲れが積み重なっていなかったか」

という視点を持つことです。

身体は、その日だけでできているわけではありません。

日々の食事。

活動量。

睡眠。

仕事。

スマホやパソコン。

さまざまなものの積み重ねで、今の身体があります。

11月は「少し余力を残した状態」で迎える



冬を元気に過ごすために必要なのは、冬になってから何かを始めることだけではありません。

今のうちに、少し余力を残しておくことです。

予定を一つ減らす。

食べる量を少し抑える。

夜を少し早く終わらせる。

何もしない時間をつくる。

少しスマホを置く。

どれも特別なことではありません。

でも、こうした小さなことの積み重ねが、これからの身体をつくっていきます。

11月に入っても、もう少し秋土用は続きます。

そして11月7日の立冬から、暦では冬が始まります。

身体が冬へ向かいやすいように、

少し軽く。

少しゆっくり。

そして、少し余力を残して。

そんな意識で11月を迎えてみてください。

やまと鍼灸院
やまと鍼灸院 院長 山本達也
この記事を書いた人やまと鍼灸院 院長
山本達也

昭和56年1月30日生まれ。奈良県吉野郡下市町出身
出身校
奈良県立耳成高校・奈良産業大学
東洋医療専門学校・大阪医療技術学園専門学校
保有資格
「はり師・きゅう師」「はり師教員・きゅう師教員」
職歴・活動
岐阜保健短期大学医療専門学校2009~2012まで専任教員として勤務。岐阜保健短期大学にて2年間、非常勤講師を務める。
現在は鍼灸院と並行して、東洋医学の普及、若手鍼灸師育成の為、セミナー・勉強会を実施


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