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秋分を過ぎたら「休む時間」を少し長く。冬に向けた身体の整え方

秋分を過ぎました。

昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分を境に、これからは少しずつ夜の時間が長くなっていきます。

暦では秋も後半へ。

夏のように活動する時期から、秋が深まり、やがて冬へと向かっていきます。

この時期に大切にしてほしいのが、

「休む時間を少し増やす」

ということです。

だからといって、活動をやめて大人しく過ごしましょう、という話ではありません。

仕事もする。
遊びにも行く。
スポーツもする。
秋のイベントも楽しむ。

いつも通り生活しながら、その分、少し早めに一日を終える。

身体の変化に気づいたら、無理に以前と同じペースを続けない。

そんな小さな調整をしながら、冬に向けて身体を整えていきましょう。


【秋分を過ぎ、夜の時間が長くなります】

秋分を過ぎると、昼よりも夜の時間が長くなっていきます。

夜が長くなっていくのですから、身体を休ませる時間も少しずつ長くなっていく。

私は、それが自然な過ごし方だと考えています。

夏と同じように、

「まだできる」
「もう少しだけ」

と夜まで活動を続けるのではなく、

少し早く仕事を終える。
スマートフォンを見る時間を短くする。
早く寝られる日は早く寝る。

特別な健康法を始める必要はありません。

まずは、いつもより少し早く一日を終える。

それだけでも、身体を休ませる時間は増やすことができます。


【朝起きにくいのは、気合い不足でしょうか?】

「少し前までは普通に起きられたのに、最近は朝がつらい」

「目覚ましが鳴っても、もう少し寝ていたい」

そんな変化を感じることはありませんか?

そんな時、

「気合いが足りない」
「生活がだらけてきた」

と考えてしまう方もいるかもしれません。

でも、夏の終わり頃からの暑さや活動による疲れが残り、さらに夜が長くなっていく時期です。

東洋医学では、

眠い。
朝起きにくい。
身体がだるい。
疲れが取れない。

こうした変化も、今の身体の状態を知る一つのサインとして考えます。

以前は起きられたからと、無理に以前と同じ生活を続けるのではなく、

「今の身体は、もう少し休む時間が必要なのかもしれない」

と受け止めてみてください。

朝起きにくいからと、朝だけを何とかしようとするのではなく、まずは夜から。

起きる時間を変える前に、寝る時間を少し早くしてみましょう。


【寝ても疲れが取れない。それ、本当に睡眠だけの問題?】

睡眠時間を確保しているのに、

「朝から身体が重い」
「寝たはずなのに疲れている」

ということもあります。

そんな時は、睡眠時間だけではなく、生活全体を振り返ってみてください。

仕事が忙しかった。
予定が続いていた。
夜までスマートフォンを見ていた。
食事やお酒の機会が続いていた。
休日も予定が詰まっていた。

身体の疲れは、睡眠不足だけで生まれるものではありません。

一つひとつは大したことではなくても、毎日の積み重ねが身体の負担になっていることがあります。

東洋医学では、出ている症状だけを見るのではなく、

「なぜ今の身体に、この変化が出ているのか?」

という身体側の状態も大切にします。

寝る時間を増やしているのに疲れが取れないなら、

「身体に良いことを、何かもっとしなければ」

と考える前に、

「今の生活から、何か少し減らせるものはないかな?」

と考えてみてください。

予定を一つ減らす。
夜のスマートフォンを早く終える。
何もしない時間をつくる。

「何を足すか」ではなく、

「何を少し減らせるか」

を考えることも、身体を整える方法の一つです。


【10月に運動会を控えているお子さんにも】

この考え方は、大人だけではありません。

10月に運動会などを控えているお子さんは、普段の学校生活に加えて、練習で身体を動かす時間も増えてきます。

本人は元気に見えていても、活動した分だけ身体は使っています。

だからこそ、帰宅してから夜遅くまで動画を見たり、ゲームをしたりするのではなく、できるだけ早めに切り上げる。

そして、いつもより少し早めに寝る。

特にこの時期は、夜に動画やゲームなどで目を使う時間も、できる範囲で減らしてあげてください。

「元気だから大丈夫」

ではなく、

「今日はよく動いたから、今日はしっかり休もう」

と考える。

子どもの頃から、活動することと休むことをセットで考える習慣がつけば、自分の身体との付き合い方を覚えていくことにもつながります。


【活動を減らすのではなく、使った分だけ休む】

ここ数週間、

「疲れが出ている」
「身体を休ませましょう」

という話を繰り返してきました。

でも、伝えたいのは、

「何もしないで大人しく過ごしてください」

ということではありません。

楽しいことは楽しむ。
必要な時には動く。
仕事もする。
スポーツもする。

そして、たくさん活動したなら、その分休む。

身体に何か変化が出たら、

「なんでこんなことになったんだろう?」

だけで終わらせず、

「ちょっと無理が続いていたかな」
「最近、寝るのが遅かったな」
「予定を入れすぎていたかな」

と、自分の生活と身体の変化をつなげて考えてみる。

そして、

「じゃあ、今日は少し早く寝よう」

と調整していけばいいのです。

不調を怖がって何もしないのではなく、身体からのサインを受け取りながら、自分で生活を調整していく。

それが、自分の身体とうまく付き合っていくことだと考えています。


【秋から冬へ。身体にも「余白」を】

これから、夜の時間はさらに長くなっていきます。

だからこそ、

少し早く一日を終える。
少し長く眠る。
予定を詰め込みすぎない。
何もしない時間をつくる。

そんな「余白」を、生活の中につくってみてください。

大人も子どもも、

たくさん動いたら、その分しっかり休む。

そして、何か症状が出てから慌てて整えるだけではなく、元気なうちから身体を休ませておく。

秋から冬に向かうこれからの時期を上手に過ごすことが、その先も元気に過ごすための準備になります。

やまと鍼灸院では、今出ている症状だけではなく、

「なぜ今、その症状が出ているのか?」

という視点から、日々の生活や身体全体の状態をみながら施術しています。

秋分を一つの節目に、身体を休ませる時間も少しずつ増やしてみてください。

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