春の終盤・土用の過ごし方|次に備える大切な時期
4月も後半に入り、春は少しずつ次の時期へと向かっています。
暖かさも増し、活動しやすくなる一方で、
「なんとなく疲れが抜けない」「体調が安定しない」と感じる方も増えてくる時期です。
これは、身体が次の季節へ向けて変化している途中の状態でもあります。
東洋医学では、春は「陽の気」が外へ向かい、弾くようにパッと現れる季節とされています。
そこから夏に向かって、さらに伸びていく流れへと移っていきます。
その切り替わりの時期にあたるのが、「土用」です。
土用とは、季節と季節の間にある18日間の“調整期間”のこと。
この時期は、身体も心も揺らぎやすく、疲れが出やすい、体調を崩しやすいといった変化が現れやすくなります。
東洋医学では、この土用の時期は「土」の働きが大切になると考えます。
「土」とは、人の体では脾胃(ひい)と呼ばれる胃腸の働きのこと。
身体を整え、次の季節に備える“準備係”のような役割を担っています。
そのためこの時期は、胃腸に負担をかけないことがとても重要になります。
・食べすぎない
・飲みすぎない
・味が濃いもの、香りの強いものを控える
量だけでなく、食事の内容にも意識を向けることが大切です。
また、土用の時期は生活全体にも「ゆとり」を持つことが大切です。
予定を詰め込みすぎず、少しペースを落として過ごすこと。
無理に頑張るのではなく、身体の流れに合わせて整えていくことがポイントになります。
春の後半は、これから暑くなり、さらに活動的になる時期の準備期間です。
この時期をどう過ごすかで、次の夏の過ごしやすさも変わってきます。
焦らず、ゆるやかに、身体を整える時間として過ごしてみてください。
「なんとなく不調が続く」 昭和56年1月30日生まれ。奈良県吉野郡下市町出身
「季節の変わり目に体調を崩しやすい」
そんな方は、早めに整えておくことも大切です。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
山本達也
出身校
奈良県立耳成高校・奈良産業大学
東洋医療専門学校・大阪医療技術学園専門学校
保有資格
「はり師・きゅう師」「はり師教員・きゅう師教員」
職歴・活動
岐阜保健短期大学医療専門学校2009~2012まで専任教員として勤務。岐阜保健短期大学にて2年間、非常勤講師を務める。
現在は鍼灸院と並行して、東洋医学の普及、若手鍼灸師育成の為、セミナー・勉強会を実施






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