立夏を迎え、夏の養生が始まりました
5月5日は、二十四節気のひとつ立夏でした。
暦の上では、ここから夏が始まります。
夏は、東洋医学の古典では
「蕃秀(ばんしゅう)」と表現されます。
「蕃」は草木が茂ること。
「秀」は花が咲き、実ること。
つまり夏は、万物が力強く成長し、外へ外へと広がっていく時期です。
人の身体も自然界と同じように、気持ちが前向きになったり、外へ出たくなったり、活動的になりやすくなります。
一方で、ゴールデンウィーク明けは体調を崩される方も増えやすい時期です。
実際に、連休明けはご本人の発熱や、子どもさんの発熱、だるさ、動悸や不安感、胃腸の不調、疲れが抜けないといった声を聞くことが増えています。
連休中は、外食や飲酒、普段食べないもの、味の濃いもの、刺激物などが増えやすくなります。
また、予定が続いたり、活動的になりすぎたりして、楽しい反面、身体は意外と疲れていることもあります。
ただ、反対に
「この時期に入って、調子が良くなった」
という方もおられます。
これは、春に正しい生活、養生を送ってきた結果が夏に出てきたと言えます。 昭和56年1月30日生まれ。奈良県吉野郡下市町出身
大切なのは、連休で乱れたリズムを、気合いで一気に戻そうとしないことです。
食べ過ぎた翌日は、食事を少し軽くする。
飲み過ぎた翌日は、水分をとって早めに休む。
動きすぎた翌日は、予定を詰め込みすぎない。
スマホやパソコンを見る時間を少し減らす。
いつもより早めに寝る。
こうした小さなことが、身体を整える助けになります。
夏は活動的になる時期です。
でも、動けば動くほど良いわけではありません。
活動的になる時期ほど、休む力も大切に。
立夏を迎えた今、身体の声を聞きながら、少しずつ夏のリズムへ整えていきましょう。
この時期に入り、疲れ、自律神経の乱れ、動悸や不安感などでお困りの方は、やまと鍼灸院までお気軽にご相談ください。
山本達也
出身校
奈良県立耳成高校・奈良産業大学
東洋医療専門学校・大阪医療技術学園専門学校
保有資格
「はり師・きゅう師」「はり師教員・きゅう師教員」
職歴・活動
岐阜保健短期大学医療専門学校2009~2012まで専任教員として勤務。岐阜保健短期大学にて2年間、非常勤講師を務める。
現在は鍼灸院と並行して、東洋医学の普及、若手鍼灸師育成の為、セミナー・勉強会を実施






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