梅雨時期の重だるさ・むくみは、体の水の巡りを見直すサインかも
6月は、梅雨の湿気によって体が重くなりやすい時期です。 昭和56年1月30日生まれ。奈良県吉野郡下市町出身
体がだるい。
むくみやすい。
朝からスッキリしない。
お腹が重い。
尿の出方がスッキリしない。
こうした不調には、東洋医学でいう「湿」が関係していることがあります。
湿とは、体の中の余分な水分がうまく巡らず、停滞しているような状態です。
梅雨時期は、外の湿気の影響を受けやすく、体の中の水の巡りも乱れやすくなります。
そのため、体が重く感じたり、むくみやすくなったり、胃腸の働きが乱れたりすることがあります。
この湿を処理するうえで大切なのが、胃腸の働きです。
東洋医学では、胃腸にあたる「脾胃」が、食べたものを消化吸収するだけでなく、体の中の水の巡りにも関わると考えます。
梅雨時期は、湿気が多いだけでも胃腸が疲れやすい時期です。
そこに、食べ過ぎ、飲み過ぎ、食事の乱れ、胃腸に負担のかかる生活が重なると、余分な湿をうまく処理しにくくなることがあります。
その結果、体の重だるさやむくみ、お腹の重さ、食欲の乱れとして出てくることがあります。
また、湿の処理は汗で考えるものではありません。
汗をかけばスッキリすると思われがちですが、体の中の余分な水分をさばくには、小便や大便の働きも大切です。
尿の回数が少ない。
出てもスッキリしない。
むくみやすい。
下半身が重い。
体がだるい。
こうした状態は、体の水の巡りがうまくいっていないサインかもしれません。
また、便の状態も体の水の巡りを見るうえで大切です。
梅雨時期にお腹がゆるくなる方もいますが、便がゆるいこと自体が、必ずしも悪いとは限りません。
食べたものがきちんと消化されていて、出た後に体が軽くなるようであれば、体にたまった余分な水を外へ出そうとしている反応と見ることもできます。
ただし、強い腹痛がある、何度も下痢が続く、明らかに体力が落ちる、脱水が心配な場合などは、無理せず医療機関に相談することも大切です。
東洋医学では、ひとつの症状だけを見るのではなく、体全体の流れを見ていきます。
便がゆるいから悪い。
汗をかけば良い。
そう単純に考えるのではなく、胃腸が働いているか、尿や便で余分な水が出せているか、体が軽くなっているかを見ることが大切です。
6月の不調は、体の水の巡りから見直すことが大切です。
胃腸の働き。
尿の出方。
便の状態。
むくみや重だるさ。
こうした小さなサインに気づきながら、体の内側から整えていきましょう。
梅雨時期の重だるさ、むくみ、胃腸の不調、尿や便の乱れが気になる方は、体の巡りを整えることも大切です。
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山本達也
出身校
奈良県立耳成高校・奈良産業大学
東洋医療専門学校・大阪医療技術学園専門学校
保有資格
「はり師・きゅう師」「はり師教員・きゅう師教員」
職歴・活動
岐阜保健短期大学医療専門学校2009~2012まで専任教員として勤務。岐阜保健短期大学にて2年間、非常勤講師を務める。
現在は鍼灸院と並行して、東洋医学の普及、若手鍼灸師育成の為、セミナー・勉強会を実施






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